
どうも、こよりです
今回は「LOOP THE LOOPシリーズ」(以後LTLシリーズ)の1作目、「飽食の館」をご紹介します。
日常に退屈していた高校生が迷い込んだのは、何でも手に入る館で過ごす館。
最初の方は平和な非日常を楽しんでいましたが、ある事件があり事態は急変してしまいます。
しっかり読めるストーリーをお探しの方におすすめです。
LOOP THE LOOP(LTL)シリーズとは?
LTLシリーズとは、ホラー要素のある長編ノベルゲームです。
現在シリーズ第8弾まであります(2020/5/6)。
2009年にガラケー用アプリでリリースされ、既に11年くらい経っています。
ですが、現在もスマホアプリが最新作がリリースされている作品なんです。
本編は完全無料ですが、そうとは思えないクオリティとボリュームがあります。
また、別アプリにて、買い切りでサイドストーリーもあります。
(シリーズ1作目のサイドストーリーは無料)
本編ダウンロードはこちら
どんな内容?
一言で説明すると、「何でも手に入る館でおこる惨劇の物語」です。
主人公は荒川 零弥(あらかわ れみ)君。
読書が好きな男子高校生です。
彼はそれなりに満たされた日常生活を送っていますが、日常に退屈を感じており刺激を欲しています。
そんな彼の住むまどか町では、とある事件が起こっていました。
それは、連続失踪事件。
既に何人もの人が失踪しており、最初の失踪者がメディアへの露出が多い有名人だったこともあって連日ニュースで報道されています。
レミ君の学校でも失踪事件の話題で持ちきりですが、彼自身は毎日の報道に「慣れ」と「飽き」がきてしまい正直うんざり気味です。
そんな変わり映えのしないある日。
レミ君は滅多にサボらない塾をサボり、早く帰宅して母親に怪しまれないように公園で時間を潰します。
ですが、時間を潰しているうちに眠気が襲ってきて、意識がなくなってしまい。
気が付いたときには、見知らぬ館の中。
そしてそこは、思い浮かべれば何でも手に入る、不思議な館だったのです。
……と、こんな感じで物語は始まります。
少しネタバレになりますが、レミ君が館を訪れて1週間くらいは平和な時間が過ぎていくんです。
でも、ある日、ある人物の死体が発見されたことをきっかけに、館では惨劇が始まっていくのです。
感想
やっぱり面白いというのが感想なのですが、仲が良かった人たちが争うのは何度読んでも結構辛いです。
昔から好きな分、好きなキャラクターも少なくないので。
記憶がおぼろげになるくらい前にプレイしたのが最後ですが、前よりパワーアップしていてびっくりしました。
まばたきや口が動くようになっていたり、スチルが増えていたりして。
懐かしさもあり、より楽しむことが出来ました。
好きなところ
オープニングがカッコイイ
暗めのメロディがかっこいいです。
ダークな雰囲気が、この作品にすごく合っていると感じました。
ちょっと加工が強めの歌声がクセになります。

私好みの曲というのもあります……
読み応えがある
この作品は小説を読んでいるかのような、読み応えのあるストーリーを楽しむことが出来ます。
じゃあ小説でいいんじゃ?と思われるかもしれませんが、BGMや立ち絵がある分、小説とはまた違うんですよねー。
物語の変化
ストーリーとしては、前半の平和なところから急激に変化するところが好きです。
人によっては、前半部分のシーンが冗長だと感じるかもしれません。
でも、平和なシーンがあるからこそ、惨劇の部分が際立つんですよね。
そういう物語の展開の仕方が、緩急があって好きです。
どんな人におすすめ?
おすすめな方は、
・ホラー要素のあるノベルゲームを探している方
・読み応えのあるストーリーを読みたい方
です。
おすすめ出来ない方は、
・グロテスクな表現が苦手な方
・ほのぼのとしたストーリーが読みたい方
です。
おわりに
記憶の中では、かなーりグロい印象があったんですが、読み返ししたら意外とそうでもなかったです。
ただ、血が出たり人が死んだりという描写はしっかりあるので、苦手な人は気を付けて下さいね。
繰り返しになりますが、半分くらい平和な時間なので、その分平和じゃなくなったときの落差がものすごいです。
是非読んで確かめてみて下さい。
今回はこの辺で。

ではまたー
第1弾のサイドストーリー感想はこちら

第2弾はこちら

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